見知らぬ電話番号や業者からメッセージが来る....
登録した覚えのなところから急に突然電話が来る....
こういった経験は誰もが一度はしたことがあるのではないでしょうか。
考えられる理由の一つが個人情報の流出です。
登録したサイト、アプリからも情報が流出するケースがあります。
昨年のデータになりますが2020年は約2515万人分の個人情報が流出したとされています。
原因としてはウイルス感染・不正アクセスが最も多かったようです。
※引用元
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2101/15/news131.html
しかし、これ以外にも情報商材、ネット副業に登録した際に個人情報が流出するという場合も考えられます。
危険なネット副業や情報商材に注意が必要です。
今回はそんなネット副業・情報商材と個人情報について見て行きます。
情報商材から個人情報が流出する流れと注意点
ネット副業、もしくは情報商材に登録した際に個人情報が流出して勝手に使用されるケースがあります。
個人情報の流出は不正流出の他には自分が入力しないと流出しません。
情報商材を始める際には必ず個人情報の取扱いに関する項目に目を通し流出の恐れがあるようなビジネスは利用しない方が良いでしょう。
インターネットのサイトと呼ばれるものは「http」と「https」から始まるものがあります。
一昔前は「http」が主流でしたが現在は「https」のサイトも増えています。
簡単に説明すると「https」の方が安全性が高いです。
「https」は暗号化して情報を送っているので「http」よりも安全な傾向があります。
もちろん、「https」であってもキケンなサイトはあると思いますのでサイトの内容はしっかりと確認しましょう。
1つの基準として「https」になっているサイトかどうかチェックして安全性について判断しましょう。
組織的な場合と個人の2パターンがある
個人情報の流出は組織的に行われたパターンと個人が情報を外部に売っていたという2つのパターンがあります。
サイトなどを作りそこに個人情報を入力させることで個人情報を手に入れるのですが、ぱっと見でキケンなサイトかどうか判断するのは難しいと思います。
組織的に行われているのであれば当然作り込まれているでしょうから素人目では判断ができません。
また、それなりに知名度があったり参加者が多い場合もあるので見分けるのは難しいです。
例えばルーレットをまわして当たりが出たら豪華賞品プレゼントという形でサイトに登録を促します。
そこで個人情報の入力をさせていざルーレットをまわすと外れてしまうがネット副業の初期費用が割引になるクーポンが手に入る。
こういった形で個人情報も手に入れつつネット副業にも登録させ詐欺まがいのノウハウを売りつけられるというケースもあると思います。
個人情報の入力については慎重に行うべきです。
しっかりと信用できるビジネスもしくは副業であることを確認したうえで入力しましょう。
ただ、注意しようがないというケースもあります。
これは個人情報を管理している人物が流出させた場合です。
最近だと6月23日には飯田グループホールディングスの子会社であるアイディホーム株式会社にて個人情報を含む顧客リストが流出したという事件がありました。
これを受けてアイディホーム株式会社は以下のような内容を書面で提出しています。
アイディホーム株式会社
個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ
このたび、弊社の物件をご購入いただきました一部のお客様につきまして、個人情報の一部が漏えいした事実が確認さ
れました。
本件につきましては現在も調査を続けており、今後新たな情報が判明する可能性がございますが、現時点で確認できて
いる事実関係の概要は下記に記載の通りです。新たにお伝えすべき情報が分かり次第、適宜、弊社ホームページにて公表
してまいります。
なお、現時点では、漏えいした個人情報を取得及び使用していた第三者(以下「流出先業者」といいます。)を特定し、
当該個人情報の回収・廃棄を完了しておりますので、今後、お客様への被害が及ぶ可能性は低いものと考えております。
お客様に多大なご心配とご迷惑をおかけいたしますことを、深くお詫び申し上げます。
記
1.漏えいが確認された個人情報
2007 年2 月から2018 年12 月の期間に弊社東海エリアで物件をご購入いただいたお客様の個人情報(氏名、住所、電
話番号、物件の引渡し日)約7,000 件
※漏えいが確認された項目に銀行口座情報、物件の購入価格等の情報は含まれておりません。
2.発覚と対応の経緯
本件に係る発覚と対応の経緯は、以下の通りです。
2021 年4月
・物件をご購入いただいたお客様より、弊社の下請業者と称する業者から配管の無料点検の勧誘電話があったとのお問
い合わせをいただいたため、当該業者に対し、弊社社名を騙った勧誘電話の差止と経緯の説明を求める通知を行う。
2021 年 5 月
・当該業者が保有していた顧客リストと弊社のお客様情報と照合した結果、弊社が管理していたものの一部であること
が確認される。(この時点で個人情報の流出を認識)
・顧客リストを保有していた流出先業者が勧誘業者に顧客リストを提供したことが判明する。
・個人情報保護委員会に本件を相談し、その指示に従い、関東地方整備局(国土交通省)へ報告を行う。
2021 年6 月
・適宜、個人情報保護委員会にも相談を行い、社内調査並びに流出先業者及び勧誘業者に対しての調査を継続中。
3.現状確認されている被害
2021 年 4 月上旬より勧誘業者が約1,200 名のお客様に対して、電話等による勧誘を行ったことを確認しております。
また、勧誘による有償の工事やサービスは行われていないことを確認しております。
4.個人情報の漏えいが確認されたお客様への連絡
対象のお客様に対して、個別のご連絡・ご説明をさせていただいております。
5.再発防止について
現在、個人情報を含めたお客様の情報は専用のシステムにて厳重に管理しておりますが、本件においては、当該シス
テム導入前に漏えいが発生した可能性が高いと考えております。この度のお客様の個人情報の漏えいという事態を重く
受けとめ、当該システムのセキュリティを見直し、セキュリティ対策の強化を行っております。
6.お問い合わせ窓口
本件に関する問い合わせにつきましては、大変お手数ではございますが、以下までお願いいたします。
フリーダイヤル : 0120-662-295
受付時間 : 9:00~12:00 13:00~18:00(日曜日・一部祭日を除く)
以上※文章はアイディホーム株式会社より引用
https://www.idhome.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/20210623_notice.pdf
不正アクセスやサイバー攻撃ではなく持ち出しによって起こった事件になります。
また他にも同年3月29日には東急のグループ会社で約5000件の個人情報が流出という事件が起きています。
こちらに対しても株式会社東急コミュニティーは以下のような文書を公開しています。
元弊社従業員による不正な個人情報の持ち出し及び流出に関するお詫びとご報告
この度、元弊社従業員 1 名がお客様個人情報を不正に持ち出し、流出させたことが判明いたしました。
このような事態は極めて遺憾であり、個人情報が流出されたお客様につきましては、深くお詫び申し上げ
ますとともに、ここに経緯と今後の対応をご報告させていただきます。
弊社は、お客様の個人情報を取り扱う事業者として、このような事態を招いたことを重く受け止め、これま
で以上に個人情報の取り扱いについての社内教育並びに管理体制の強化に努め、再発防止に取り組んで
参る覚悟でございます。
2021 年 3 月 29 日
株式会社 東急コミュニティー
記
1.流出された個人情報の流出年月、内容及び人数
流出年月 個人情報の内容 人数
流出① 2019 年 10 月 マンション名、室番号、氏名 約 3,900 人
流出② 2020 年 11 月 マンション名、室番号、氏名、住所、電話番号 約 1,100 人
合 計 約 5,000 人
2.経緯
2019 年 10 月 元従業員 1 名が社内業務管理システムから不正にお客様個人情報を持ち出し、第三
者の法人へ流出(流出①)
2020 年 11 月 当該元従業員 1 名が、再度不正にお客様個人情報を持ち出し、第三者の法人へ流出
(流出②)
2021 年 1 月 外部からの指摘により上記流出①の疑いが発覚
2021 年 1 月~ 弁護士、専門調査会社の協力を得ながら社内調査実施
2021 年 3 月 専門調査会社により当該元従業員 1 名による上記流出②の痕跡を発見
調査により全容を把握後、本人へヒアリング実施し、上記流出①及び②の事実を確認
3.発覚後の対応
(1)事実確認調査等
・弁護士、専門家の協力を得て社内調査を実施、全容を把握
・元従業員 1 名へのヒアリングにより流出事実を確定
・流出先に対しては、弁護士を通して情報の使用差し止め及び廃棄を請求済
・元従業員 1 名に対しては、弁護士に相談の上、刑事告訴を視野に入れた準備を進行中
(2)各所への報告/届出
・国土交通省
・一般社団法人 マンション管理業協会
・一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(プライバシーマーク認証機関)
・管轄警察署へ相談
(3) 個人情報が流出されたお客様への対応
個別に書面にてご連絡・ご説明させていただいております。
※ 現時点で、本流出による被害のご報告並びにご相談は頂いておりません。
4.再発防止策への取り組み
・社内業務管理システムへのアクセス制限を強化
・本事例を全社共有し、全社教育を実施
5.本件お問い合わせ先
株式会社東急コミュニティー
お問い合わせ専用窓口
電話番号 0120-393-109 (受付時間 平日 10:00~17:00)
メールアドレス cc-support@tokyu-com.co.jp
以 上
※文章は株式会社東急コミュニティーより引用
https://www.tokyu-com.co.jp/cms_wp/wp-content/uploads/2021/03/202103296%E3%80%802.pdf
この事件は元従業員が情報を持ち出したというケースになります。
このように人為的に個人情報が漏洩するという事例もあるので気を付けようが無いという場合があります。
個人情報の売買は違法ではない?意外な落とし穴とは?
流出した個人情報については転売されています。
販売されてた個人情報を元に化粧品や情報商材の営業をかけていくようです。
こうして流出した個人情報は利用されているわけです。
無許可での個人情報販売は立派な犯罪ですが、特定の条件をクリアすると犯罪ではないというから驚きです。
本人の同意を得た上で第三者に売買する場合や提供するようなケースでは違法にならないパターンもあります。
このように個人情報が流出するというリスクもしっかりと認識しておきましょう。
個人情報が流出した場合の対処法
個人情報の流出を確認した際には専門の危険に相談しましょう。
加えて関係各所にも連絡を入れて個人情報の流出を報告します。
クレジットカードなどは利用履歴がメールなどで送られてくるケースが多いのでカード会社に電話をして理由を説明したのち利用のストップと決済処理の停止を行いましょう。
素早い対応が求められるのですぐに行動することをお勧めします。
被害を最小限にするためにも早急に連絡しましょう。
個人情報の流出を避けるための方法とは?
個人情報の流出を避けるためには5つの注意点があります。
1.個人情報やアカウント等流出の恐れがあるような情報は慎重に扱う
個人情報の取り扱いについては慎重にしましょう。
安易に個人情報を打ち込むのではなく信用できる所か確認してから入力しましょう。
2.端末の状態は常に最新にしておく
不正アクセスによる流出の可能性も考えてスマホのアップデートは最新版にしましょう。
最新版の方がよりセキュリティーが高いです。
古いものにしたままだと不正アクセスされてしまう可能性がありますので注意が必要です。
3.パスワードなどは分かりやすくしない
パスワードは生年月日や名前にちなんだものにしない方が良いです。
出来るだけ関連性が無いもしくは分かりにくいものを選びましょう。
4.入力するに一度考える
個人情報を入力する際には一度立ち止まって考え直してください。
本当に信用して良いのか、安心できるか客観的な視点で見るようにしましょう。
5.ソフトやアプリなどでも対策する
今は不正アクセスに対するアプリやセキュリティーなどが充実しているのでそういったものを利用するのも良いでしょう。
出来るだけ評価が高くしっかりしたものを入れておくのがお勧めです。
個人情報の流出には十分注意しましょう。
今回はネットビジネスや情報商材といった部分と不正アクセスなどによる個人情報の流出の危険性について説明してしてきましたが、極論こういった危険な怪しいビジネスを避ける事ができれば問題ないです。
ネットビジネスにも優秀なものは沢山あります。
最近では様々な種類のビジネスが登場していますが中でも今気になっている副業があります。
本業の邪魔にならない優秀なビジネスだと感じます。
いい副業はないかと探してる方必見!!
未経験者でも問題なく作業ができますし、満足のいく収入も手に入るでしょう。
そんな今期待のネットビジネスを知りたいという方は下記からご覧ください!!